野原で草を食む野ウサギの様子を彫刻にいたしました。ウサギはおとなしく、穏やかなイメージがあります。このことから安全の象徴としての意味を持っています。さらにその跳躍力から飛躍、向上という意味も持ち合わせています。材質:クス 高さ31cm×前幅22cm×奥行20cm
虎が獲物を狙って身構え、鋭く見詰めながら、転じて好機が訪れ飛び掛かる瞬間の様子を彫刻いたしました。中国の四聖獣の中で、龍とよく対比されるされるのが“白虎”です。虎は百獣の王で、その猛威と伝説中の妖怪を打ち滅ぼす能力により、陽の神獣とされるようになり、よく龍と一緒に出てきます。“雲は龍から、風は虎から”といい、魔物たちが最も恐れる存在となりました。
材質:クス 高さ25cm×前幅48cm×奥行23cm
越後山古志の闘牛をモチーフに彫り出しました。日本の“闘牛”は、牛と牛が真っ向からド突き合う“角突き”とよばれるもの。以前は農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。また勤勉によく働く姿が歩みが遅いながらも、ゆっくりと着実に進んで行くことから粘り強さと誠実さを象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。材質:クス 高さ19㎝×長さ34㎝×奥行19㎝